家畜飼育

家畜飼育論試験

以下の８題のうち５題を答えよ
・家畜化しやすい条件を挙げよ。
群居性、順位性を持つ
雄が雌より性的に優位、または配偶関係が不定である。
人に慣れやすい
雑食～草食性、広食性
環境への適応力が大きい
従順な性質、行動が遅い

・酪農経営の生産性を高めるための要件を５つ挙げ説明せよ。

・家畜の異常行動を５つ挙げ説明せよ

・環境の変化が及ぼす影響の現れ方を５段階に分け説明せよ。
無関領域：影響が過小でほとんど生体反応が現れない。
代償領域：何らかの生体反応が現れるが、生体に備わる代償性機能亢進により、その影響を失く　すことが出来る。
障害領域：代謝機能の限界を超え、生体に何らかの影響が現れる。
危険領域：何らかの意味で生体に危険をもたらす。
致死領域：確実に生体が死にいたる。

・汎適応症候群におけるストレス反応について述べよ。

・温域別に見た体温調節の特徴を述べよ。
化学的体温調節温域：主として熱生産量の増加による体温調節。
物理的体温調節温域：放熱経路の調整による体温調節。　

＊熱的中性圏
熱生産量に変化のない領域。家畜の生産適温域。　

・体温産生因子を５つ挙げ、説明せよ。
基礎代謝、筋肉運動、甲状腺ホルモン作用(基礎代謝↑)、アドレナリンの作用(〃)、体温そのものの作用　

・語句説明（５題選択）
　　　・調節性生体　・潜熱放散　・刷り込み　・レム睡眠　
　　　・サーガディアンリズム　・リッキング　・バッティング
　　　・ホメオスタシス　

・家畜化に伴う行動変化
刺激に対する反応閾の変化
縄張り性、攻撃性の低下
形態的変化に伴う行動の変化
早熟化に伴う行動の変化
生産機能の発達に伴う行動の変化
夜行性から昼行性に　

・乳牛における乾乳の必要性
乳腺機能の回復
胎仔への栄養補給
母体の栄養状態の調整
初乳生産性の促進
疾患治療など　